メタバースでは仮想空間内に存在するアバターを通じて他者と交流することができる。VRゴーグルを用いた娯楽と相性が良く、近年メタバースに注目が集まっている.本研究ではVRゴーグルと遠隔操作で動くロボットを用いて、ロボット越しで他者と交流する新しいメタバースの形「R-Metaverse」を提案する。R-Metaverseでは床下や天井裏など普段は入れないような空間で活動する体験ができる。また、ロボットが現実空間に存在するため、ユーザの体験がVRゴーグルを装着しているユーザの中で完結せず、VRデバイスを装着していない人とも交流することができる.このような点から、本研究ではR-Metaverseを新たな娯楽の形として提案することを目的とする.